2023/02/25 08:53
香港の有名な植物店を訪ねました
東南アジア出張中に立ち寄った香港で、有名な植物店を訪ねました。
2月にも関わらず22℃と温暖で植物を育てるには日本より適している気候。
東京の半分程度の面積に700万人が住む、世界有数の人口密度を誇る街。
そんな香港では、日本と同時期か、または少し早くからか、塊根植物や多肉植物が流行しパンデミックでブームに。珍奇植物と同じく、数年前から日本の多くの作家鉢を取り寄せ販売しています。殆どの作家鉢が香港で一度は販売されているのではないでしょうか。そんな訳で香港の店舗スタッフやビザールプランツ好きは日本人作家さんのことが詳しく話が弾みます。一方で、メルカリ的なアプリでの転売や店舗での万引も問題になっているよう。
さて、訪れた店舗はどちらもメトロから近くにありアクセスが簡単ですので、旅行で香港を訪ねた際は是非立ち寄って下さい(植物は持ち帰れないのでご注意下さい!目の保養にしましょう!)。入国した2月は、抗原検査の検査結果が入国には必要でしたが、殆どの市民は外出時にマスクを着用していて、言語こそ中国語ですが殆ど日本と変わらない世界でした(英語は100%通じますので安心です)。
Hong Kong, Greenflag
香港で珍奇植物のリアルショップと言えばGreenflagさん。
Instagramのフォロワーは1.6万人超で、日本人作家の取扱も多い店舗です。
店舗は九龍で、Tsuen Wan Line(赤色の路線)のLai Chi kok stationで下車。
出口3から徒歩1分でTrust centre(時信中心)ビルに到着。3階に向かいます。
Lai Chi kok stationで降りてC出口へ
C出口降りて振り返るとこんな感じです。ここから1分道なりを進みます。
Trust centre「時信中心」ビル
303 Dreams Become Ture Company、いい名前です
太陽の光が燦々と降り注ぐおよそ3~40平米の店内は、所狭しと塊根・多肉植物が並びまくっています。訪れた際にはYT-YFさんを始め、圭介窯さん、佐藤恵一さん、高橋康治さん、かみ山陶器さん、SAC Bros.Companyさんなどの聞き馴染みがある作家鉢の他にも台湾や中国人の作家鉢がディスプレイされており、販売されていました。撮影許可頂きましたので、店舗の写真をご覧ください。
店主のチェさんはご夫婦のようで、お二人の優しさが店内に溢れる素晴らしいお店でした。パキプスが欲しくなりますね…
Hong Kong, Sunsi
珍奇植物やアジアの作家鉢、アトリエをセレクトしたリアルショップのSunsiさん。
Instagramのフォロワーは同じく1.6万人超で、
店舗は香港島に位置しており、Island Line(青色の路線)のCauseway Bay Stationで下車。
出口1から徒歩2分でJaffe buildingに到着。入り口でインターフォンを鳴らして4階に向かいます。
こちらのビルにSunsiさんのテナントがあります。
4階の店舗をオートロックを解除してもらい、店内へ…。
真っ白な壁に囲まれた清潔感がある広々とした店内に塊根・多肉植物が並びます。店舗の奥には大規模な温室があり、Not for saleではありますが目が潤います。
訪れた際には入荷されたばかりのYT-YFさん、櫻井康治さん、SAC Bros.Companyさん、日本人作家が作った3Dプリンター鉢などの日本人作家の他に、台湾や中国、香港の陶芸家が作った作家鉢が並んでいました。
こちらも店主はご夫婦のようで、早い時間だったためお客様もおらず、丁寧にゆっくりとお話しすることが出来ました。これから中国本土やマカオにも進出するようで、笑顔溢れるお二人と店内の柔らかい雰囲気から信頼出来る素晴らしい店舗だと感じました。
香港旅行の際には、観光がてら是非お立ち寄りください!メトロは観光客に分かりやすい構造になっていますし、道中のグルメも楽しむ事が出来ると思います。